【今日の質問】父親が診療をしていた医院・兼自宅の土地と建物を相続しました。医院の建物を早めに解体したいと思いますが、問題はありますでしょうか? 【答え】はコチラ⇒

こんにちは。

ドクターよろず相談所の近藤隆二です。

今日のご質問は医療法人の理事長先生からいただきました。

理事長先生のお父様がお亡くなりになり、お父様が診療をされていた医院・兼自宅の土地と建物を相続されました。

理事長先生は別の場所でクリニッを開院されており、お父様とは別に住んでおられました。

今後、お父様の医院・兼自宅をご利用になることはないので、、解体をしたいと考えておられます。

解体をするにあたって、留意点はないでしょうか?

というご質問です。

【答え】

建物が無くなると、固定資産税・都市計画税が上がる可能性があります。

現在かかっている経費と税金のアップ額の比較、管理上の問題点などを考慮して解体されるかどうか、解体の時期を判断しましょう。

小規模住宅用地や一般住宅用地は非住宅地と比べて固定資産税・都市計画税が軽減されています。(小規模住宅用地は200㎡まで1/6まで、それ以上は一般住宅用地として1/3に軽減されます。)

建物が解体されると、非住宅地となり、税金額が上がってしまいます。

どれぐらいの税額になるのか、試算をしてみましょう。

その額と現在の経費を比較して、有利な方を選びましょう。

また、お金の問題だけではなく、治安やトラブル防止などが重要な目的の場合はこの限りではありません。

解体をする場合には、どの時期の行うとよいのかを検討しましょう。

税理士さんに税金の試算をしていただき、総合的に判断されることをおすすめします。

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