個人開業の先生の退職金制度に小規模企業共済という制度があります。
これは個人事業主や小規模企業の経営者のためのお国の退職金制度です。掛け金は全額経費になります。(上限月額7万円)ただ、医療法人を設立した場合にはこの制度は利用できなくなってしまいます。医療法人設立を考えていられる先生は注意が必要です。法人設立まで1年以上ある先生で、利益が出ている先生でしたら、すぐに加入されるといいかもしれません。(細かい条件によって利用しないほうがよいことも考えられますので、詳細は以下のURLでご確認ください。)
http://www.smrj.go.jp/skyosai/000876.html
大変よい制度なのですが、従来は事業主の配偶者や後継者は加入することができませんでした。
この加入条件を緩和し、配偶者や後継者を事業主の「共同経営者」として位置付け、加入できるようにする法案が現国会に提出されているようです。
ぜひ法案を通していただきたいですね。
この情報は確定しましたらまたこのブログなどでご案内させていただきます。