医療法人で加入している生命保険を正しく把握していますか?
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
先日、クライアントのドクター数名で情報交換会を開催しました。
この会は三ヶ月ごとに開催しているのですが、いつもざっくばらんな話ができ、私自身も多くの学びや気づきをいただいています。
参加者の年齢は50歳代から60歳に手が届く方が多いので、このところご自分のリタイアに関する話で盛り上がることが多いです。
その中であるドクターが、医療法人で加入している生命保険の解約返戻金のピークが60歳くらいだったと思うので、それくらいでリタイアしなければならないのかな?
と何気なく話されました。
私は、
「60歳はまだ早すぎると思いますし、生命保険の解約返戻金のピークにリタイアの時期を合わさなければならないということもありません。
ご自分のライフプランなど様々な要素を考えて、一番自分にとって良いと思われる時期を考えてください。」
とお伝えしました。
気になったことは、現在加入している生命保険の解約返戻金のピークはもっと先のはずだということです。
そこで、再度加入当時の資料を確認していただいたところ、やはり勘違いでピークは75歳前後だということがわかりました。
これで一つ気になっていることが解消できました。
何度も申しますが、解約返戻金にリタイアの時期を合わせる必要はありませんが、60歳でリタイアを考えるのと、75歳で考えるのとではライフプランに大きな違いが出てきます。
現在加入している生命保険の状況がよくわからなければ、生命保険の専門家に確認するようにしてください。
私のクライアントの中には、毎年、生命保険の加入状況の説明を受けている方もいらっしゃいます。
生命保険に限らず、定期的に様々な状況を確認する習慣を持たれると良いかもしれません。
生命保険に加入するときの考え方について動画でお話ししましたので、以下で御覧ください。
クリニックの院長先生はどんな保険に入ればいいの?