院外経営幹部採用のススメ その3
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
今日は院外経営幹部採用のススメの第3回目をお届けします。
今回のテーマは
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「医業経営のリスク・ストレスを軽減する方法」
です。
【簡単なのに、意外と知られていない解決方法】
ドクターに必要なのは、経営学の知識でもなく、複数の専門家でもなく経営に関するすべてのことに加え、ライフプランも含めて相談できる、「信頼できるたった1人の存在」なのです。
私は、いわば、経営参謀。
院外経営幹部として、ドクターがわからなことや課題を早くクリアして、不安やストレスを無くし、医療に専念できる環境づくりのお手伝いをしています。
ドクター自身が精神的にも肉体的にもよい状態であることは、大変重要です。
そのような状態であれば精神的に余裕がうまれ、患者さんはもちろん、スタッフにも気が行き届きよい雰囲気のクリニックになります。
患者さんが求めているのは、雰囲気の良いクリニックですから、経営にもよい影響を与えます。
このようなサイクルを作り、よいクリニックづくりのお手伝いをすることが私の役割です。
【どうして院外経営幹部が必要なのか?】
初めてのクリニック経営は、例えると登山初心者がいきなり困難な山に登るようなものです。
初めて登る山に知識や経験、準備もなく一人で登るのは大変危険です。
医業経営という山登りの専門家である私なら、ドクターと一緒に山に登ることができます。
この先にどんな危険が待ち受けているか、予知しながら進んでいくことができます。
ドクターやスタッフのキャラクターや能力、診療科目や環境など、クリニックの状況は一つ一つ違います。
しかし、私は「どのタイミングでどんなトラブルが起こるか、そのためにどういった対策を打てば未然に防げるか」を、過去の経験から知っています。
また、リスクにつながるような考えは指摘し、正しい判断基準をご提案することもできます。
ドクターの悩みや不安を聞くと、ビジネスを経験した人間からすれば、すぐに解決できることが沢山あります。
誤った考えや判断のもとに行動してしまい、大変な状況になってしまうケースも沢山あります。
時には経営の根幹を大きく揺るがすことにもなりかねません。
実際は不要だったにもかかわらず、すすめられるままにリースをしてしまった高額な医療機器や、買わなければよかったと後悔している不動産などはありませんか?
心に余裕がない状態で、重要な判断を一人で行うことは大変危険です。
客観的に判断する視点がとても大事なのですが、渦中にいるとわからないものなのです。
よって、ドクター一人で経営をするよりも、外部から第三者の冷静な視点でアドバイスができる人がいると、医業経営もドクターのライフプランも上手くいくようになるのです。
私は「院外経営幹部」として、毎月一度の経営会議を行い、その中で医業経営とドクターのライフプランをいかにうまくすすめるかを一緒に考え、行動をサポートしていきます。
内部のスタッフや取引先の方などは、ドクターにとって耳の痛いことをなかなか本音で伝えてはくれません。
その点、私は気になることや間違っている事は率直にはっきりお伝えします。
人は自分のことはよく解らないものです。他人に言われてはじめて気づくことも多々あります。
また、人は一人ではなかなか行動に移せません。
外部に、その行動を促せる人がいることは大変重要です。
ここまでのお話で「院外経営幹部」という新しい考え方があることをご理解いただけたかと思います。
次回は
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「なぜ医業経営コンサルティングに取り組んでいるのか」
についてお伝えします。
*この文章は当社の小冊子(58ページ)の内容を分けてお伝えしています。
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