ホームページはかっこよいほうがいいのか?
近頃はクリニックでもホームページを開設しているケースが多くなってきました。
新規開院をされる先生はまずホームページを作られているようです。地域の患者さんに自院を知っていただくには必須の条件の一つだと思います。
HP制作の業者さんの中には、ホームページを持っていないクリニックは患者さんにとって存在していないのと同様だ・・・などと言われる方もいらっしゃるようです。
少しオーバーな表現だとは思いますが、診療科目や年齢層によっては当てはまるケースもあるのではないかと思います。
時々、デザインに凝って、すごくかっこいいホームページを見ることがあります。どんなに素敵なクリニックだろう?と行ってみると、古い診療所だったことがありました。
開院したばかりで素敵なクリニック、30代の若い先生がご自分で作成したホームページは字ばかりで、実際のイメージを伝えられていないということもありました。
どちらも患者さんにとっては騙された?と思うのではないでしょうか。
(お見合いの写真と実物のイメージが違った時の気持ちでしょうか。実物のほうがよかった時は得した気持ちになるとは思いますが・・・)
ホームページはある意味、クリニックの顔だと思います。できるだけ現実を正確に伝えることが最も大事なのではないでしょうか。凝ったデザインよりも患者さんが知りたい情報がわかりやすく、取り出しやすくなっていることが役割です。
まずは自院の現実を冷静に見て、まとめて、患者さんにきちんと情報を伝えてください。