【今日の質問】クリニックを開院しました。銀行から借り入れをしたり、リース契約もしました。生命保険に加入しなおす必要はありますか? 【答え】はコチラ⇒
おはようございます。
ドクターよろず相談所の近藤隆二です。
今日のご質問はクリニックを開院されたばかりの院長先生からいただきました。
開院にあたり、銀行から数千万円の借り入れをしたり、同じくらいの額のリース契約をしました。ご自分に万一のことがあった時のことをご心配されています。
生命保険に加入しなおす必要があるのでしょうか?
という内容です。
【答え】
まず、借入金額、リース金額の他、ご家庭で今後どのような支出があるのか(お子様の学費、ご家族の生活費など)を確認しましょう。
金額だけでなく、どのタイミングでどれだけの支出があるのかを表にしてみましょう。
これにより、どの時点でどれくらいの保証が必要なのかが算出できます。
(借入金やリース契約に団体信用生命保険が付加されている場合はその金額は差し引きましょう)
現在加入されている生命保険が必要保障額を満たしているのであれば、そのままで大丈夫です。
不足がある場合には追加の加入を、過大な場合は減額しましょう。
生命保険の種類が目的にマッチしていない場合(保証期間が目的にあっていない等)には内容を全面的に見直す必要があります。
勤務をされていた時に加入していた厚生年金には遺族厚生年金と遺族基礎年金がありましたが、開院をされると国民年金に加入することになり、遺族厚生年金は支払われません。
開院をされるということは、大きなリスクを負うことになります。
これを機会に、今後のライフプランを考え、それをベースにしてご自分にとって適切な保証は何なのか?をじっくり考えることをお勧めします。