クリニック開院15年目のドクターから開院を検討しているドクターへのアドバイス
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
クリニックを開院して15年目、医療法人を設立して10年目の理事長先生とお話をしました。
多額の借入金の返済完了が目前に迫っています。
その先生はしみじみと言われていました。
「開院する時にもっときちんと事業計画を考えておけばよかった・・・いい勉強になった。」
「これからクリニックを開院する人はこのことをよく知っておかなければならない。」
これはクリニックに利益が出てもお金が不足して苦労をされたということを言っているのです。
クリニックの利益と手元に残るお金は一致しません。
特に借入金で設備投資をした時には借入金の返済が資金繰りを圧迫することが多いです。
これから開院を検討する方は、このことをよく理解して、最初から過大な設備投資をすることは慎重に考えてください。