医療法人に届いた従兄妹からの5000万円の「払戻請求」
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
医療法人を設立してもその制度をよく理解していない方が大勢います。
特に「持分ありの医療法人」についてはその財産に関するトラブルが起こる危険性がありますので、よく理解しておきましょう。
平成19年4月より前に設立した医療法人は「持分ありの医療法人」です。
これは、医療法人に資産が蓄積されると、設立時の出資額の割合に応じてその資産が出資者のものになるということです。
このことを知らないと、将来思わぬ人に多額のお金を払う必要が出てきて、最悪裁判沙汰になる危険性があります。
先日の日経メディカルにこの具体的な事例が掲載されました。
私が所属する医業経営研鑽会の会員、行政書士の岸部宏一先生が書かれたものですが、これは実際に起こったことがベースになっています。
その事件の概要は、3代目の理事長先生のもとに、従兄妹から5000万円の「持分の払戻請求」が届き、弁護士を通じて何とか話がおさまったというものです。
私はこのような危険性のある医療法人は多いのではないかと危惧しています。
詳細は以下でお読みください。(お読みいただくには登録が必要です)
日経メディカル 院長の従兄妹から届いた5000万円の「払戻請求」
また、医療法人の持分の危険性に関して、以下の動画でお話ししていますのでご覧ください。
なお、当社ではこのようなことを防ぐためのサービス、「医療法人100%活用支援」を準備しています。
以下で内容をご確認いただき、ご利用ください。