医療法人の事業承継

開院してから30年。医療法人を設立して5年。

ご子息ご夫婦が医師で、診療のご経験も積まれてきたので、そろそろ後を継いでもらえないかな・・・

このたびこのような医療法人さまのご相談をお受けしました。

幸い、ご子息ご夫婦の診療科目はお父様と同じで、基本的な診療の方向性は継続できそうです。

いつのタイミングで誰がどのような割合で診療をしていくのか、そのためには現在の診療設備でよいのか、リフォームをどうするか、その資金はどうするか・・・・などなど

さまざまな話し合いが必要です。

一朝一夕にはすべての結論は出ませんので、動きながら継続して打ち合わせをしていくことになりました。

事業承継がうまくいかず、親子が別々の場所で開院されているケースもよく見受けられるこの頃です。

今回のご相談のように、先生ご夫妻、ご子息ご夫妻がそろって意見を交換され、方向性を相談されることは大変素晴らしいことだと感じています。

皆様がコミュニケーションをきちんととられる意識を持っておられるので、きっと事業承継もうまくいくと意を強くしました。

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