病医院経営とライフプランの融合を目指す
クライアントの先生方のお手伝いをさせていただく時によく感じることがあります。
お忙しくて、ゆっくりと将来について考える時間がないということ。
そのため将来に漠然とした不安をお持ちの方が沢山いらっしゃいます。
子供の医学部の教育費をまかなうことはできるのだろうか・・・
子供に事業承継をしたいが、どうすればよいのだろう・・・
今後の医業経営はうまくいくのだろうか・・・
事業を承継した後はハッピーリタイアをしたいが、お金は貯まるだろうか・・・
相続対策も考えなくては・・・
などなど
沢山考えなくてはならないことがあります。
何にどこから手をつけたらいいのだろう・・・
がわからず、何もしない
とりあえず目の前のことに対応しよう・・・
と、よく考えないで行動を起こす
こんなケースがほとんどではないでしょうか。
その結果、中長期でみると大きなお金のロスが出たり、もっと前にきちんと考えておけばよかったと後悔することが出てきたりします。
これらを防ぐためには、医業経営計画・ライフプランを明確にする必要があります。
将来自分はどのような状態になっていたいのか?
・医療法人の事業承継は何時、誰にするのか?
・理事長退任の時期、その後の生活費などはどうまかなうのか?(退職金の金額、個人資産の目標)
・そのためには医業経営はどのような状況になっていなければならないのか?
などを考え、医業経営計画・ライフプランを一枚の表にまとめてみましょう。
全体像が見えて、課題や行わなければならないことが自然と見えてくるでしょう。
この表を見ることで部分最適が必ずしも全体最適にならない・・・ということもよく理解できるはずです。
ここで注意しなければならないことは、人任せにしないで、自分で考え、納得できる目標をたてること、納得できる方法をとるということです。
まずは概要でも結構ですので、ご自分で表をつくってみましょう。