医療法人の財産は国に取られてしまうという思い込み
ドクター総合支援センターの近藤です。
先日、知り合いの方からクリニックの医療法人設立についてのご相談をいただきました。
院長先生は医療法人を設立しても最終的に資産を国に取られてしまうので、設立はしたくないと考えていられるとのこと。
状況をうかがうと、課税所得は高く、一般的に考えると医療法人の設立のメリットが出る可能性が高いと思われました。
(個別事情によっては設立しないほうがよいこともあります。)
手残り資金を増やし、資産をとられてしまうリスクを回避できる可能性が高いのに、それを知らずに放置してしまうことは大変もったいないと感じました。
お金に関して言えば、長期的には数千万円から億円単位の差が出ることもあるのですから。
医業経営、人生の成果は、手元にいくらお金を残せるかが一つの指標になります。
それが医業経営や人生を安定させることになるのですから。
医業経営や人生経営においてもセカンドオピニオン、サードオピニオンから情報を得ることは非常に大事だと思います。
そして最終的にはご本人が判断することです。
お金は最重要事項の一つですから、時間や労力をかけることは当然ですね。