院長先生は自分の意思でクリニックのルールを作ることができる

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

先日、私が最初に働いた会社である(株)リコーの同期生と会いました。

彼は入社2年ほどで退社し、大手コンサルティング会社に勤めた後、会社を立ち上げました。

現在はIT、マーケティングを経営の柱にしています。

30年近く会社の経営をしているので、参考になることが沢山あったのですが、その中でも大きく頷いたのは、

「今の社内を見ると常勤の社員よりも、パートの社員の方が優秀だ。」

という言葉でした。

そして、優秀なパート社員の時給を常勤に換算すると、常勤社員の月額給与を超えるとも言っていました。

私は常勤のスタッフより、パートスタッフの方が優秀な人がいるというクリニックも多いのではないかと日頃感じていました。

なので、思わず我が意を得たり、と頷いたのです。

彼の素晴らしいところは、一般常識に囚われていないことだと感じます。

一般的には常勤スタッフの方が給与を良くし、責任ある立場に就いてもらうのが常識だと思いますが、

彼は「常勤社員を管理職にしなければならないとか、常勤社員の方が給与が良くなければならないという法律は無いよね。」

と言います。

私もその通りだと思います。

一般常識と違ったことを行うのは様々なことを真剣に考えなければなりません。

また、周りから避難を浴びることがあるかもしれません。

しかし、成果を出すためには一般常識に囚われず、自分の組織にとって一番良い方法は何かを考える必要があります。

クリニックの現状やスタッフの個性などを鑑み、全て個別事情で考える必要があるのです。

他でこうしているから・・・

と決めたことで、自院にマッチしていないことはないでしょうか?

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