現在の体制でできることを考える
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
私は愛媛県の今治というところで生まれ育ちました。
先日、母校今治西高校の関東地区同窓会、東京蛍雪会の幹事会で今後の運営について話し合いをしました。
下は現役の学生から上は70歳前の方まで、幅広い年齢層の方々の参加がありました。
現在の会員全員に対する主な連絡方法は郵便なのですが、若い方々はメールやネットを多く活用しているので改善方法はないだろうか?
などについての議論をしたところ、様々な意見が出ました。
解決策としては、会員全員のメールアドレスを集め、連絡方法を郵便からメールに切り替えれば良いのでしょうが、たったそれだけのことを実現するのは実は結構大変なことです。
高齢の会員の中にはメールを利用していない人もいるでしょう。
全員のメールアドレスを誰がどのように集めるのかも考えなくてはなりません。
数千人の会員のデータを集めてメンテナンスするのは思いのほか大変です。
同窓会は会員のボランティアで運営されていますので、専任でこの仕事に集中出来る人もいませんし、特定の人に負担がかかりすぎると継続そのものができなくなってしまう恐れがあります。
こう考えると、旧態然として非効率に思える現在の方法が、現体制では最適の方法なのかもしれません。
このようなことは経営でもよくあることなのではないでしょうか。
現在の体制でできることを現実的に考え、どうしても必要ならば体制を整えていく。
こんな考え方をしていきたいと思います。