レストランで患者さんの嫌な気持ちを疑似体験しました
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
これまで多くのクライアントに、患者さんから選んでいただけるクリニックになるには、クリニックというチームを良い状態に整えておく必要があるとお伝えし続けてきました。
そして、チームがほとんど良い状態であっても、たった一人のスタッフの状態が悪いだけで患者さんの評価が下がってしまうことも数多く経験してきました。
先日、あるレストレンで患者さんの嫌な気持ちがよくわかる経験をしました。
私のオフィスは飯田橋にあり、よく神楽坂にランチに行きます。
先日は久しぶりに、ある有名なイタリアンレストランに行きました。
有名シェフがオーナーで複数のお店を持っているのですが、珍しくオーナー自ら接客をしていました。
不思議に思いましたが、その理由は後になってわかりました。
その日は大変美味しいパスタと焼きたてのピザをいただき、満足して食事を終えましたが、最後の会計の時に気持ちが萎えてしまう出来事がありました。
会計を担当したスタッフの態度がよくなかったのです。
特に何が悪いというわけでもないのですが、えも言われぬ嫌な感じがしたのです。
たまたまそのスタッフの体調が悪かったのかも知れませんが、それまで美味しく楽しくランチをいただけたので大変残念な気持ちでした。
些細な出来事ですが、もうこのお店に来なくなってしまうお客さんがいるかも知れないな、とも感じました。
このようなことは多くのクリニックでも起こっているかもしれません。
すべてのスタッフが常に良い状態でいることは大変困難なことではありますが、それを目指していないと状態はどんどん悪くなってしまう危険性があります。
オーナーシェフはこのお店の状態が良くないことに気づいて立て直しのために来ていたようです。
店長らしきスタッフにつきっきりで必死に接客の指導をしている姿にオーナーの強い危機感を感じました。
クリニックというチーム全体を整え続けることの重要性を再認識させていただいた出来事でした。
クリニックのチームを整えることの重要性について動画でお話をしていますのでご覧ください。
クリニックというチームを整え続ける
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