患者さん別の売上表を手書きで作成・・・

クライアントの先生と打ち合わせをしていたとき、何かの拍子に毎日の日計表を見せていただきました。受付の職員の方が手書きで丁寧に患者さん別の売上リストを作っておられます。お金をいただけなかった患者さんは赤字で記入されています。

ふと疑問に思い、「先生、この日計表は何のためにつくっておられるのですか?」とお聞きしましたところ、「税理士さんが・・・未収入金の管理のため、税務調査の時に必要なので」とのことでした。「レセコンで明細は出るのでしょうか?」とお聞きしたところ、「たぶん出ると思う」とのこと。「先生、毎日このリストを作るのは大きな労力が必要になります。税務調査のためであれば、未収金のリストだけを作成するようにしたらどうでしょうか?」とお伝えしたところ、「そのほうがいいかもしれないね」とのことでした。

日々のルーチン化された仕事にはなかなか疑問を持ちにくいものです。職員の方も院長先生から言われると疑問を持たずに業務をきちんと行ってくれています。時々、この業務は何のために行っているのか?もっと効率のよい方法はないのか?など、業務の見直しをすることも大切だと感じました。

自分の業務にもそんなところがないだろうか?人の指摘を素直に聞いているだろうか?反省もさせられた一件でした。

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