クリニック共同経営の成功事例
クライアントのある先生は分院の開設を勧められることがあっても、現状を変えることはありません。
理由は現在のクリニックの運営・マネジメントだけでも相当の労力なので、医療に集中するためこれ以上の負担は負いたくないということです。
その先生から医師3名で共同運営しているクリニックの成功事例をお聞きしました。
スタッフのマネジメントだけでも大変な状況のクリニックが多い中、医師が3名で共同運営をされているのはすごいことだと思います。
3名の方はご友人で運営方針などをじっくり話し合いをされた上で開院をされたようです。
経営のデータはガラス張りで、報酬などは3人が平等にされているようです。
医療法人で運営されているようですが、車や社宅、交際費なども平等な条件で運営されているのではないかと思われます。
このクリニックは1箇所の運営ですが、分院で同じような形態をとって、上手に運営されているケースもあるようです。
これらのクリニックの特徴としては、まず医師の間での信頼関係が既にできあがっていた。
その結果運営方針など十分に話し合いができ、お互いが納得できる状態で開院することができた。
開院の後も課題が発生すると話し合いをする環境があった。
などが想定できます。
このようなケースは珍しく、一般的なクリニックでこのような運営をすることは困難なのでしょうか。
次回に一般の事例を書いてみたいと思います。