医療の他に介護や保育事業を行う時の注意点
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
クリニックの経営が順調で、介護や保育事業を行いたいというドクターがいます。
整形外科の先生などが介護事業を、小児科の先生などが保育事業を行うことは治療との関連性もありよいことだと思います。
しかし、実際にこれらの事業を行って、うまくいかないことも多いようです。
その最大の理由の一つは、その施設のトップに経営者意識や、マネジメント能力が不足していることです。
これは医療法人の分院でも同じですね。
分院の経営がうまくいくかどうかは、分院長の意識や能力などによるところが大きいです。
それならば、「優秀な人材を採用すればよいではないか」という先生がいますが、そんな人材を採用するのは簡単ではありません。
また優秀かどうかは実際に働いてみないとわからないものです。
医療以外の事業を行う時は、まず人材ありきで検討することをおすすめします。