クリニックの帳簿づけは税理士さんに任せましょう
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
クリニックの帳簿づけ(データインプット)を院長先生自らしていることがあります。
開院してすぐの時には、どのような経費が必要なのかがわかりますので意味があることかもしれません。
しかし、開業後何年経っても続けていることがあります。
患者さんが多くなって朝から晩まで診察をするので、夜遅くやお休みの日に帳簿づけをしなければならない。
しかし、疲労困憊で帳簿づけをすることがなかなかできず、月次のデータがまとまらない。
結局決算を締めてみないと業績がわからない。
などということが起こっています。
帳簿づけをしている目的は、毎月の経営データを確認して課題を発見し、早く対策を打つためです。
それができず、決算が終わってからしか経営状況がわからないのであれば意味がないですね。
忙しくて帳簿づけができないのであれば、税理士さんにお願いしましょう。
毎月のデータや領収書などの資料を渡せば代わりにやってくれるはずです。
業務が増えるので月次の顧問料は増えるかもしれませんが、院長先生の手間や苦労を無くし、経営状況をリアルタイムに把握するための経費と考えてください。
これで空いた時間を院長先生の体や心の状態を良くするために使ってください。
クリニックの状態は院長先生の状態に大きく影響されます。
院長先生の状態が良ければ、スタッフによい影響があり、スタッフの状態が良ければ患者さんにも良い影響があります。
院長先生に余裕があり、よい状態であることは自分で思っている以上に重要なことです。