環境が厳しくなる中での医業経営への取り組み方
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
来年の診療報酬改定の時期が迫ってきて、新聞紙上などでも大きな方向性を知ることができるようになってきました。
先日の新聞では診療報酬全体でははマイナス、内訳では薬価がマイナスになり、診療報酬はアップするという方向性でした。
診療報酬はアップすると言っても安心することはできません。
報酬全体はマイナスの方向性が続くと思われますので、診療報酬が大幅にアップするということは考えにくく、マイナス改定の時代が来ることも想定しておいたほうが良いかもしれません。
また、このような環境の中、クリニックの数は少しずつですが毎年増え続けています。
微増だからとたかをくくってはいけません。
その内訳が大きく変化しているからです。
まず、有床診療所が大幅に減少する中で無床診療所がその穴を埋めて全体の数を増やしています。
また、閉院をする診療所が多いのですが、新規に開院する診療所がその穴を埋めて全体の数を増やしています。
新たに開院する無床診療所の院長先生のほとんどは若くてやる気のある方々です。
さらに、経済産業省の予測データでは2025年あたりから外来診療需要が大幅に減っていくという予測もされています。
現在の医業経営を取り巻く環境は、外来患者数・診療報酬というパイは減っていき、やる気のある競争相手がどんどん増えているという状態なのです。
単純に考えても一医院あたりの患者数が減ることがわかりますね。
このような厳しい環境の中では、これまでと同じ方法では医院経営を継続するのは困難です。
では、どうすれば良いのでしょうか。
私は院長先生が経営者としての意識を強く持ち、医院経営に正面から向き合い続けることが重要だと考えています。
では、どのように医院を経営していけば良いのでしょうか?
このことについて動画でお話をしていますので、以下でご覧ください。
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