一度作ったクリニックのコンセプトは変えてはいけないのでしょうか?
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
クリニックを開院するときには、自院のコンセプトや理念などを作って経営を進めていきます。
そして、コンセプトや理念は不変のもので、変えてはいけないと考えている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、絶対に変えてはいけないものもあると思いますが、内容によっては途中で変えなければならないものもあるでしょう。
なぜならば、世の中は常に変化し続けているからです。
医療の中身も、院長先生自身もスタッフも患者さんも変化し続けています。
みなさんの価値観も大きく変わっていくかもしれません。
変化の激しい現代では、これまでの手法や価値観で作られたコンセプトや理念が現状とマッチしなくなることも出てきます。
現状が真実ですので、これまでの枠にとらわれることなく、クリニックを開院する時に作ったコンセプトや理念などを実態に合わせて変えていかなければなりません。
しかし、自分で作ったコンセプトや理念に縛られて変化することができないこともあります。
ですので、コンセプトや理念などはあまり細かいものではなく、大きな普遍的なものにした方が良いかもしれません。
小さな枠に縛られて、変化や成長できる可能性を殺してしまう危険性があるからです。
みなさんのクリニックのコンセプトや理念、目標はどのようなものでしょうか。
これからの変化や成長を促せるものかどうか、一度考えてみてください。