クリニックのスタッフに利益の大切さを教える
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
スタッフ一人一人が仕事に真摯に取り組み、改善をしながら質を上げ良いクリニックを作っていく。
これはすべての院長先生が望んでいる理想の姿だと思います。
ただ、なかなかうまくいかないのも現実です。
なぜうまくいかないのか、その原因は様々ですがスタッフが経営について理解できていないこともその一因ではないでしょうか。
コロナ禍によって、現在のクリニック経営がいかに厳しいのか院長先生はわかっていてもスタッフにはピンときていないことが多いのです。
スタッフからすると、確かに患者さんは以前と比べて減っているけど、それが何か?
と言う感じなのです。
クリニックの経営を自分ごととして捉えられていないのですね。
このようなことを考えたのは、ある先生のお話を聞いたからでした。
その先生はスタッフに、
「先生はいいですね、沢山お金がもらえて・・・」
先生は驚いてなぜそう思うのか聞いてみると、そのスタッフはクリニックの売上が全部先生の所得になると思っていたとのこと。
そう考えてみると少々患者数が減ってもスタッフは問題ないと思ってしまいますね。
言われてもて、スタッフの中で経営に携わったり、損益計算書を見たり学んだりした人は多くないということに気づかされました。
であれば、スタッフにクリニックの収益構造や現在の厳しい状況をしっかり伝えると良いのではないかと感じました。
売上を維持できないとボーナスの原資が不足することなども伝えることで、スタッフの意識が変わるかもしれません。
スタッフに真剣に仕事に取り組んでもらうために、利益の大切さをしっかり教える。
このことについて動画でお話ししましたのでご覧ください。