クリニックのマニュアルを動画で作ってみる
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
みなさまのクリニックでは業務マニュアルを作っていますでしょうか。
クリニックに新たに入職したスタッフに業務を教えるにはマニュアルがあると便利です。
しかし、そのマニュアルを作ることは簡単なことではありません。マニュアル作製のノウハウを学んでいるスタッフはまずいないと思いますし、その作り方は作成する人の感性やセンスに基づいて行われます。
また、業務ひとつ一つを言葉で表すことは困難ですし、時間もかかるのでそれをみるだけで新たなスタッフが仕事をマスターできるマニュアルを作るのは困難です。
そのため、これまで在籍しているスタッフが直接教えなければならなくなり、業務が煩雑になる場合もあります。
また、旧スタッフと新スタッフでは業務マスターのレベルが違うので、教えるのも学ぶのも難しいという問題もあります。
一度ではマスターできず何度も教えてもらいたいが迷惑をかけ人間関係が悪くなるので、新スタッフは遠慮して教えてほしいと言いにくくなることもあります。
また、その業務は教えてもらっていない、教えている、などといった行き違いが発生することもあります。
これでは新スタッフが業務をマスターするには多くの時間がかかってしまうとともに、クリニックのスタッフ間の人間関係の悪化にもつながりかねません。
そんな時に、マニュアルを動画で作ってみると問題が解決するのでは無いでしょうか。
動画であれば、文字だけのマニュアルよりも分かりやすく、イメージが伝わりやすいため、新スタッフもスムーズに業務をマスターすることができます。
また、動画であれば何度でも見返すことができるため、学ぶ側も教える側もストレスを感じることがありません。
何度見てもわからないことに絞って質問をすることで教わる側、教える側のストレスや負担も軽減できるでしょう。
マニュアルを動画で作ることで、スタッフ同士のコミュニケーションもスムーズになります。
スタッフ同士が協力してマニュアルを作成することで、業務の再確認や効率化にもつながります。
業務フローのマニュアルは文字で作成し、それぞれの細かい業務の部分を動画にする方法もありかもしれません。
クリニックのマニュアル作成には、多くの人手や時間がかかるため、動画で作成することで負担を軽減できます。
動画であれば、制作にかかる時間やコストも抑えることができます。また、修正が発生した時も動画を撮るだけでできてしまいます。
是非、クリニックのマニュアル作成には動画制作を取り入れてみてください。
今回のテーマを動画でもお話ししましたので、こちらもご覧ください。