近藤隆二

近藤隆二 1957年 愛媛県今治市生まれ

2008年創業、2010年株式会社ドクター総合支援センターとして法人を設立。これまでに200件以上のコンサルティングと、50院以上の顧問契約を締結。決めつけを嫌い、さまざまな状況に応じたフレキシブルなコンサルティングを得意とする。クライアントは関東近県を中心とし、全国に及ぶ。

前職(ファイナンシャルプランナー)から感じていたのは「開業医は孤独で相談相手がいない。だから悩みも多く経営がうまくいっていない」ということ。残念ながら閉院する事例も数多く目にしてきた経験から、よい経営の方法を知らない先生方のために、開業後すぐから始めたブログや動画セミナー、メールマガジンなどを利用し、積極的に情報を発信。近年においては、大手ハウスメーカーや金融機関などが主催する講演会に登壇する機会が増加。クリニックのお金の問題や増患対策など、実践的なノウハウを中心とした内容に定評がある。

2016年、共著にて『税理士のための医業顧客獲得法』(中央経済社)を出版。

いままでもこれからも、院長先生をはじめ、スタッフも患者さんも幸せになれる、良いクリニックづくりを陰から支えていくことが役割であり使命。「人が自分らしく自分の人生を生きる」ことを実現させる手段として、開院を希望するドクターや開業医のために、本当に役立つ医業経営塾のようなものを開催したいと考えている。

所持資格等

スマイルFM 出演時の音声

2014年11月9日(日)21時~22時に放送された、すまいるFMの「エグゼクティブ・ミュージック」に出演しました。DJ名は、社会保険労務士・コンサルタントの萩原京二さん。

会社のサービス内容、近藤の経歴や会社設立の経緯、患者さんに選ばれる理由の重要性、毎月の経営会議の重要性、今後の方針などをお話しさせていただきました。

番組から音声をいただきましたので、下のアイコンをクリックして、ぜひお聞きください(約45分)。

すまいるFM音声の再生

ドクター総合支援センターが、開業医の先生のためにできること

株式会社ドクター総合支援センター、医業経営コンサルタントの近藤隆二です。

当社は、医業経営と人生設計の両面から、開業医の先生をサポートしている会社です。

これまで多くのドクターの相談を受け、お手伝いをしてきました。

その経験の中でわかったこと。

それは、信頼できる相談相手がいないために、日々悩んだり困ったりしているドクターが大勢いらっしゃるということです。

だからこそ、ドクターのお手伝いをすることに、大きな意義を感じて、この仕事をしています。

ドクターの抱える悩みの原因とは?

クリニックを開院すると、日々の診療だけではなく、次のような業務をしていくことになります。

  • 経営戦略
  • 医業計画、事業計画
  • 集患
  • 広報
  • ホームページ運営
  • 行政への対応
  • スタッフ募集、採用
  • 院内ルールの作成
  • スタッフのマネジメント
  • スタッフミーティング
  • 勤務医、分院長マネジメント
  • 勤務医、分院長ミーティング
  • 会計
  • レセプト請求
  • 財務管理
  • 税金支払い
  • 資金繰り管理
  • 資金調達
  • 物品購入
  • 支払い
  • リスク対策
  • 保険加入
  • 税理士ミーティング
  • 業者対応
  • 医業承継対策
  • Etc.

また、医業経営のみではなく家族のライフプランを含めた人生計画や必要資金の確保、リスク管理、相続対策など様々なことを考え、行動することが求められます。

これらすべてを経営と言います。

自分で開院するということは、複数のスタッフを抱えたクリニックという組織の経営を一人で行うということです。

どんなに優秀なドクターでも、初めての経営をいきなりやれと言われても上手くいくはずはありません。

経験がないのですから。

そんなとき、会計・税務は税理士さんに相談し、人事関係は社会保険労務士さん、広報はマーケティング会社へ・・・と、それぞれの専門家にその都度頼っていると思います。

そして、専門家に相談すれば医業経営や人生設計などを総合的に考えてくれて、自分にとって適切なアドバイスをしてくれるのではないかと期待されたのではないでしょうか。

しかし、そのような専門家はなかなかいません。

なぜならば、専門家(スペシャリスト)は特定の分野についてとても深い知識を持っていますが、ほかのことについてはほとんど知らないことが多いからです。だからこそ専門家(スペシャリスト)と呼ばれているのです。

一方、ゼネラリストは、スペシャリストに比べて特定の分野の知識は深くありませんが、あなたの目の前にある様々な選択肢の中から選ぶべき最良の道や、あなたが望むことを実現するためにはどんなスペシャリストがよいかを提案してくれます。

医業経営を行う中で、経験したことがない、知らないことを判断し、行動することで生じる、困惑、心配、ストレスといったことを解消するために、ゼネラリストの力を借りることが有効です。

ドクターは医学部時代には医学の勉強を朝から晩までしています。

また、勤務医時代も朝から晩まで医療に携わっています。

その間、経営や財務などについて勉強や経験をすることはほとんどありません。

そのような勤務医が開院をするということは、ビジネスを経験したことがない人がいきなり会社を設立して複数の社員を抱える会社の社長になることと同じことです。

こんなことは一般のビジネスの世界ではあり得ませんが、医療の世界では不思議なことに今も行われているのです。

その結果クリニックを開院しても、わからないことや解決できないこと、問題が山積みになり、不安やストレスがどんどん蓄積されていきます。

そして、「現状がどうなっているのか分からない、課題が何か分からない、何がわからないのか分からない」と悩んだり困ったりしているドクターが大勢生まれているのです。

そんな状態でも、日々の診察はしていかなければいけないわけですから、想像するだけでストレスになりそうです。

あなたにも、心当たりがあるのではないでしょうか。

意外と簡単なのに、あまり知られていない解決方法

つまり、ドクターに必要なのは、経営学の知識でもなく、複数の専門家でもなく

経営に関するすべてのことに加え、ライフプランも含めて相談できる、信頼できるたった1人の存在なのです。

私は、いわば、経営参謀。院外経営幹部のような立場として、ドクターがわからなことや課題を早くクリアして、不安やストレスを無くし、医療に専念できる環境づくりのお手伝いをしています。

ドクター自身が精神的にも肉体的にもよい状態であることは、実は大変重要です。

そのような状態であれば、精神的に余裕がうまれますから、患者さんはもちろん、スタッフにも気が行き届きよい雰囲気のクリニックになります。

患者さんは求めているのは、雰囲気の良いクリニックですから、経営にもよい影響が及びます。

このようなサイクルを作り、よいクリニックづくりのお手伝いをすることが私の役割です。

院外経営幹部が必要な理由とは?

クリニックの経営は、例えると登山初心者がいきなり困難な山に登るようなものです。

初めて登る山に知識や経験、準備もなく一人で登るのは大変危険です。

医業経営という山登りの専門家である私なら、ドクターと一緒に山に登ることができます。

この先にどんな危険が待ち受けているか、未来を予測しながら進んでいかれるのです。

クリニックの状況は一つ一つ違います。

ドクターやスタッフのキャラクターや能力、診療科目や環境などが違いますので、私も初めて経験することが多くなります。

しかし、過去に多くの案件を経験していますので「どんなタイミングでどんなトラブルが起こるか、そのためにどういった対策を打てば未然に防げるか」などはわかっています。

また、リスクにつながるような考えを指摘したり、正しい判断基準などを伝えることもできます。

ドクターの悩みや不安を聞くと、ビジネスを経験した人間からすれば、すぐに解決できることが沢山あります。

また、誤った考えや判断のもとに行動してしまい、大変な状況になってしまうことも沢山あります。

時には経営そのものを大きく揺るがすことになりかねないこともあります。

ビジネスの世界で契約をしたり購入をしたりすることはもう後戻りできないということです。

たとえば、実際は不要だったにもかかわらず、すすめられるままにリースをしてしまった高額な医療機器や、買わなければよかったと後悔している不動産などはありませんか?

心に余裕がない状態で、重要な判断を一人で行うことは大変危険です。

客観的に判断する視点がとても大事なのですが、なぜか渦中にいるとわからないものなのです。

よって、ドクター一人で経営をするよりも、外部から第三者の冷静な視点でアドバイスをしてくれる人がいると医業経営もドクターのライフプランも上手くいく可能性がぐんと高まります。

一言でいえば私の立場は「院外経営幹部」です。

毎月一度の経営会議を行い、その中で医業経営とドクターのライフプランをいかにうまくすすめるかを一緒に考え、行動をサポートしていきます。

気になることや間違っている事は耳の痛いことでも、はっきりお伝えします。

人は自分のことはよく解らないものです。他人に言われてはじめて気づくことも多々あります。

そして、内部のスタッフや取引先の方などは、ドクターにとって耳の痛いことをなかなか本音で伝えてはくれません。

また、人は一人ではなかなか行動できませんね。

外部に、その行動を促せる人がいることは大変重要ではないでしょうか。

「院外経営幹部」の必要性を感じられましたら、ぜひ当社をご活用ください。

近藤隆二