情報過多が混乱をもたらす
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
現代は情報が多すぎると言われています。
その情報の洪水の中で頭が混乱し、ストレスや不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
先日、そのことを再認識することがありました。
どの幼稚園に行くかで子供の人生が決まるのだろうか
2歳のお子さんがいらっしゃる方と話をする機会があったのですが、どの幼稚園に通わせるかで悩んでいたのです。
沢山の幼稚園があり、それぞれ特色があります。公園で会うお母さん方と話すと、こんな幼稚園がいい、あんな幼稚園がいいとみんな違うことを言う。
ある幼稚園は紹介がないと入れない、あの幼稚園はもう申し込みの締め切りが終わって間に合わなかった・・・自分は親としてちゃんとしていなかった・・・
などと悩み、ノイローゼになりそうです。
自分の子供のことですから、その気持ちはわかります。
しかし、客観的に考えると、こんなことを必要以上に考える必要はないのかもしれません。
例えば地方では周りに幼稚園や保育園が一つしかない、といったところもあります。(実際、私はそんなところで生まれ育ちました。)
それが原因で、その人がダメになるという話は聞いたことがありませんし、立派な大人になって活躍している人は大勢います。
こんなことをお話ししていると、その方も普通の幼稚園に行けばいいんだ、家庭がちゃんとしている方が大事だ、などと考えが変わってきました。
これは幼稚園の例ですが、自分では気付かず、こんな状態になっていることはないでしょうか。
時には多すぎる情報をシャットアウトして、自分の足元のみを見て行動することがあっても良いかもしれません。