クリニックを開院して10年経っても成長し続ける理由
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
先日、クライアントのクリニック開院10周年記念パーティに参加させていただきました。
スタッフや取引先を始め、参加者100名を超える盛大な会でした。
開院から10年間、毎月経営会議を開いてきました。
当初は院長先生と税理士さんと3名で、分院を開設したのちは院長先生、分院の院長先生と3名で欠かさず話し合いをしてきました。
その時々に現状の確認や課題の認識、対策などを一緒に考え対応してきましたが、その一つ一つが貴重な経験となり、今の自分の仕事をする上で大きな力となっています。
医療法人で本院と分院を開設していて、現在も成長し続けている稀有な存在です。
特に分院を開設することは大きなリスクを持つことになりますが、この医療法人では本院、分院がお互いを支え合っています。
このようにうまくいった要因は様々あると思いますが、大きな要因として人の力を上手に借りていることが挙げられます。
人とはスタッフや薬メーカー、薬局、取引先や様々な専門家の方々です。
それらの方々に、上手に力を貸してもらうことをお願いしています。
その結果、それぞれの方々から愛されることになったのだと思います。
これは参加されたお取引先の方々の様子を見ているとよくわかります。
もちろん、いろいろな課題もあるのですが、
「〇〇先生は憎めない方だな・・・」
「〇〇先生のためならやろう・・・」
と思っていただけているのです。
それともう一つは院長先生が分院の院長先生と十分なコミュニケーションをとり続けていることです。
分院を開設する前から毎月定期的に経営会議を開催しています。経営の現状確認や課題、具体的に何をするのかなどを毎回じっくり話し合います。
これは当たり前のことのようですが、思いの外できていないことも多いようです。
分院を開設したのち、分院長に任せきりにしていたためお互いが何を考えているのかよくわからず信頼関係が揺らぎ、その結果トラブルが発生することも珍しくありませんが、このクライアントではそのようなことがありません。
クリニックの経営をうまく進めるには、関わりのある方々との関係性をいかに良い状態に保つかが大きなカギとなるようです。
当社では毎月の経営会議のサポートを行うサービスを提供しています。
詳細は以下で御覧ください。
ドクター総合支援センターが、開業医の先生のためにできること
顧問契約のご案内