優秀な専門家でも先入観、固定観念に囚われると枠から出ることができない
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
開業医の方々にコンサルティングをしながら、私自身も自社の経営をする中で何人かの方からコンサルティングを受けています。
一人でできることは限られますし、自分では自分のことがよくわからないので、定期的にコンサルティングを受けて自分の状況を客観的に観たり、誤っていることに気づいたり、自分の枠を広げる機会を作るようにしています。
そんな中で、先日面白いことがありました。
当社のホームページの制作やサポートをお願いしているIT、パソコンのプロフェッショナルの方にリニューアルしたHPの更新の指導を受けていた時のことです。
Mac Bookを操作しながら一文字を削除しようとした時、その方から
「近藤さん、Macの文字削除は前からはできないんですよ。」
と言われました。
が、その時私はすでに前から削除していたのです。
その方は、
「え、できるんですか?」
と驚いていました。
この方法は簡単で、「fnキー+deleteキー」で可能なのです。
私は不便だったので、ネットで検索してこの方法を見つけましたが、その方はMacではできないと思っていたため、調べることをしていなかったのです。
その方は長年IT、ネットの世界で実績を残してきた方で、その世界では私など足元にも及ばないプロフェッショナルです。
そんな方でも、できないという思い込みがあると、不便だと思いながら調べることをしないのです。
人間の思い込み、先入観、固定観念は恐ろしいものだと感じました。
時々第三者の目で自分を見てもらい、いろいろな指摘をもらいながら自分自身を修正することは不可欠だと感じています。
皆さんの医業経営、人生設計を行う上で、先入観、固定観念に囚われていることはないでしょうか?