患者さんに情報をわかりやすく伝えていますか?
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
先日、あるクライアントのコンサルティングが終了した後に大変嬉しいことがありました。
手前味噌で恐縮ですが、数時間のコンサルティングの中で様々なお話をさせていただいたのですが、説明がわかりやすくて大変よく理解できた、とのお言葉をいただけたのです。
そして、様々なことをわかりやく説明するには、幅広く学び、一つ一つのことをよく理解していなければなりませんね、とも。
これは私にとっては最高のお褒めの言葉でした。
これまで、難しいことをわかりやすく伝えることを心がけてきたつもりだったからです。
また、私自身にとっては日常茶飯事の情報で、特に重要だとも思わずお伝えしたことが相手のお役に立っているということもわかりました。
私自身は普段あまり気に留めていませんでしたが、これが自分の大きな強みなのだということを再認識させていただきました。
「わかりやすく伝える」ということは、あまり重要なことと捉えられていないのかもしれませんが、実はそうではありません。
どんなに大切なことをきちんと伝えても、相手が理解できていなければ何の意味もないからです。
このことはクリニックの経営でも全く同じことがいえるのではないかと思います。
「患者さんにわかりやすく説明できる」ことが大きな強みになり、患者さんから選ばれる大きな理由になるということです。
そして、これは直接説明をするときばかりではなく、ホームページやパンフレットなどの文章で伝えるときにも言えることです。
みなさんの書かれる文章はいかがでしょうか。
誰に向けて書かれている文章でしょうか。
医療の素人である患者さんに向けた文章になっているでしょうか。
専門用語がちりばめられていないでしょうか。
小学生の子供でも理解できるような内容でしょうか。
文章を書くのは大変難しいことでもあります。
また、人それぞれのキャラクターで文体も大きく異なることもあるでしょう。
しかし、この大切なことを相手にわかりやすく伝えようと考えながら書いたことは患者さんには必ず伝わるのだと思います。
私はそんな想いを持たれた先生の書かれたホームページやブログを読むと、いい先生だな・・・
といつも感じるからです。
患者さんのために、「わかりやすく伝える」ことを改めて考えていただければと思います。
今回のテーマについて、動画でお話をしていますので、ご覧ください。
《ジャパネットたかた》に学ぶクリニックの情報発信の考え方
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