メールやLINEだけでコミュニケーションがとれていると思っていませんか?
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
クリニックを経営する上で、スタッフが明るく活き活きと働ける環境を整えることは必須です。
そのためには院長先生とスタッフ、スタッフ同士のコミュニケーションが十分とれていることが重要です。
コミュニケーションをとるためにメールやLINEなど便利なツールを活用されている方も多いでしょう。
ただ、これらのツールは万能ではないことも理解しておきましょう。
私のクライアントに積極的にLINEを活用している院長先生がいます。
問題があるとすぐに解決策を指示したり、アイデアが浮かぶと伝えたりと日々スタッフにLINEでメッセージを伝え続けています。
このこと自体は素晴らしいのですが、スタッフに十分内容が伝わりきっていないことがあります。
そして、スタッフがメッセージの意味を理解できないにもかかわらず、院長先生に確認することができない雰囲気だったりするのです。
このような状態で一方的にメッセージを伝え続けても、逆効果になり院長先生とスタッフの距離は離れていくばかりです。
コミュニケーションを十分とるためには、まずそれができる環境を整える必要があります。
その環境とは双方がお互いを理解し合おうという想いを持てる状態です。
そして、この環境はメールやLINEで作り上げることは困難なのです。
では、どうすれば良いのでしょうか。
私は院長先生も参加する定期的なスタッフミーティングをすることをお勧めしています。
何だ、そんなことか・・・
と思われるかもしれませんが、この効果は絶大です。
先日あるクライアントのスタッフからこのように言われました。
「スタッフ全員の顔が見えるミーティングをするようになって、雰囲気が劇的に良くなりました。」
院長先生を含めた全員で話し合える場があることで、スタッフは現在の課題を改善できる可能性があると感じるのでしょう。
そして、その可能性がないと感じると不安になり最悪退職してしまったりするのだと思います。
スタッフの将来に対する不安を解消する力がこのミーティングにはあるのです。
そしてその力を引き出すには、安心して意見を言えて、お互いが理解しようという想いを持てる場づくりをしておかなければならないことは言うまでもありません。
クリニックを健全に運営するためのスタッフミーティング、個別面談についてお話ししています。以下で御覧ください。
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