クリニックのデザインの重要性
「メディカルサローネ」という勉強会に参加をさせていただきました。
http://blog.livedoor.jp/designclinic-medicalsalone/
デザインから今後の医院経営のあり方をみんなで考えようという会です。
今回は、さいたま市北区で開院されているホワイト歯科クリニックの新井美紀さまの事例を教えていただきました。
ホワイト歯科クリニックさまはごく普通の歯科医院ですが、新たにエステを行うことにしました。従来事務室で使用していた部屋をおしゃれにリフォームされ、エステの施術室にしました。ローズルームと名前をつけられています。
他のエリアは従来通りオープンな歯科治療室ですので、そのギャップは大変大きいものです。
患者さんにお見せすると、皆さん驚いて歯科医院でエステができるんだ・・・
と評判になり口コミも広がっています。
相乗効果で、歯科の予約は1月までいっぱいになっているとのこと。
特筆すべきは、広報の仕方です。
特別なことは行わず、患者さんにスタッフがきちんと説明をされるのが基本です。
関心を持たれた患者さんがいらっしゃると、お部屋をお見せします。
診察室とのギャップに驚かれ、エステを予約されるようです。
年齢層も予想に反して60歳代、70歳代の方が多いようです。
スタッフへのきちんとした教育、患者さんとのコミュニケーションがきちんできていないと、なかなかこうはいきませんね。
このコミュニケーション能力があれば何をしてもうまくいくのではないでしょうか。
女性の患者さんの気持ちを考えることの大切さ。
そのためには女性の感性が大きな力になることを勉強させていただきました。