学資を貯めるには学資保険のほかにも色々な方法がある
お子様の将来の学費をどのように貯めればよいのか。
続けてご相談をいただきました。
まだ子供は小さいけど、医学部に進学する可能性がある。
私立医学部だと学費が高いな・・・
というのが悩みの種です。
学費を積み立てる方法として、まず考えられるのが「学資保険」
こればネーミングの勝利ですね。
学資保険の主な目的は二つ。
1.確実に学費を積み立てる。(できれば利子が少しでも多くついて欲しい)
2.親が亡くなった時にも、学費を確保したい。
貯金と保険の二つの機能を持っているのが、「学資保険」です。
2.の機能、保険に沢山入っておられる方は1.の貯金の機能だけあればよいので、学資保険より利率がよく、確実な貯蓄方法(運用方法)があればそちらのほうがよいかもしれません。
また、学資保険にも様々なタイプがあります。余分な保証がついているため、払った保険料よりも満期に戻ってくるお金が少ないものもありますので注意しましょう。
また、貯金と保険の二つの機能を持つ保険商品も沢山あります。
代表的なものは養老保険、終身保険など。(終身保険は途中解約が前提です。)
これらも学資保険と比べてみて、どちらが有利か確認してみるとよいでしょう。
終身保険の中には、一定期間の払戻率を低く抑え、将来の戻ってくるお金の率が高くなっている商品もあります。
お子様がまだ小さく、10年以上先の学資を必要とされる方にはお勧めかもしれません。
また、終身保険の機能を持ちながら、三大成人病(がん、脳卒中、心筋梗塞)に診断された時に保険金がおりる機能も持ったものや、保険料免除の特約を付加できるものもあります。
要は目的に応じて、ご自分にあった商品を選ぶことが大事です。