父親のクリニックを医療法人化して引き継ぐときの注意点

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

個人クリニックを医療法人を設立して子供に承継しようと考えているドクターがいます。

この時に単純に節税できるかどうかのみシミュレーションをして設立すると、後から家族間のトラブルになる危険性があります。

個人クリニックで現院長の配偶者や新院長の兄弟に給与を払っていた場合、新院長は自分自身の報酬を始め、父親、母親、兄弟の給与も払わなければならないことも考えられます。

単純な節税シミュレーションのみでなく、医療法人を設立したのちの具体的な運営を考えて法人を設立するのか、医業を承継するのか判断しましょう。

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