8月23日 医業経営相談 開院して間もないクリニックの院長先生
こんにちは。
ドクター総合支援センターの近藤隆二です。
今日は8月23日のセミナー(クリニックのお金が不足する三大原因を知って、お金の不安を無くせるセミナー)にご参加いただき、その後、医業経営相談を受けられた先生の声をご案内させていただきます。
この先生は今年の5月に都内で開院されたばかりで、医業を経営されるうえで様々な悩みや迷いをお持ちのようでした。
今回のご相談で、頭が整理でき今後の方向性、やるべきことが見えてこられたようでした。
*この文章は先生にインタビューさせていただいた内容を録音して書き起こしをしたものです。
Q.当社にご相談をいただく前、どういうことでお悩みでしたか?どのようなことを解決したかったのでしょうか?
クリニックが出来て間もなくで、患者さんもそんなに多くないので、実際自分がこれから継続していく上で、どんな形で集患、要するに患者さんを増やしていくことを考えたらいいのか、あと、経営者、医者とは別に経営者の立場として、お金のかけ方、どんな所にお金をかけていけばいいのか、どの部分にお金をかけたら逆に無駄になってしまうのか、っていうようなことを知りたいなっていう気持ちが強かったです。
Q.なぜ当社にご相談をいただいたのでしょうか?
妻が前回のセミナーに参加させてもらって、お話を伺って、一度きちんと話を、自分も経営者として聞いてみたほうがいいよっていうアドバイスを受けたので、それが一番大きかったと思います。
実際こういうような話を自分はちゃんと聞いたことがないので、実際に始めてみるといろいろと悩みもあったので周りに聞いてみようかなと思ってお伺いしました。
Q.他に相談を出来る方はいらっしゃらなかったんですか?
実際いないですね。
あとは会計事務所の方か、保険医協会というところで正しい開業医のセミナーみたいなのは聞きましたので、そういうところでなんとなくの触りは聞きましたけど、ただ、そこもじゃあ、こういうような悩みに関して、詳しく個別に相談に乗ってくれるのかっていうとそういう感じではなかったので。
Q.今日、ご相談に来ていただき、どうだったでしょうか?
先ほど申し上げた通り、結局、患者さんを集めるだとか、お金の使い方だとかいうところで、自分なりに色々と悩んで考えてる、悩みながらも考えてる部分があるので、だけどじゃあそれがほんとに正しいのかっていうのは誰に相談出来るわけでもない。
実際にやるしかないという状態。
ただ、今日話を伺って、個別相談でそのへんのことなんかもお話することができて、一応方向性としてそんなに突拍子もないようなことを考えてたわけではないのかなっていうことが分かりましたので、自分が考えてる方向性っていうものにある程度自信は出来ましたので良かったかなと思います。
Q.具体的に良かったところはどんなところでしょうか?
そうですね。セミナーのほうでは、やはりその、お金の考え方ですね。
収入とか支出とかっていうところの考え方。あとは利益。
結局、よくあると思うんですね、儲かってる感じはしてるんだけど、儲かってないみたいな。
変な例えですけど、ギャンブルの世界だと良くあると思うんですね。
結構、良く勝ってるつもりでいても、ちゃんと収支とって見ると勝ってないみたいな。
そういうことってよくあると思うんですけど、それと同じような感じで、患者さんに対しても、クリニックは流行ってるだけどなぜか儲からない。
そういうことに対して、じゃあどこがいけないのかっていうのを具体的な事例で聞けることが出来たので、なるほど、そういうことなんだ、じゃあ気を付けていかなければいけないなっていう。
一番は無駄なお金の使い方をしないっていうことなんだと思うんですけども、そういうところが事例として自分の中では多少整理できたので、それは良かったのかなって思いますね。
あとは個別のほうではさっきも言った通り、患者さんを集めることに関して、自分の今のクリニックの現状から、どんなことに力を入れていけばいいのか、どんなとこに力入れなくていいのか、っていうことがクリアになったので、それは良かったかなと。
結局、考え方の問題だと思うんですよね。
こうすれば患者さんが集まるよっていうのは、全部が全部とは言いませんが、大体がまゆつばかなって思ってるところが多少ありますので。
皆が皆同じこと、なんの世界でもそうですけど、一つのことだけやってれば患者さんが集まるんだったら、そりゃあ皆さんやるじゃないですか。
競争なんて世の中に存在しなくなちゃうわけですし。
その中で、はやってるクリニック、はやってないクリニック。はやってるレストラン、はやってないレストラン。はやってるデパート、はやってないデパートがあるわけですから、それはそこの間には何かしらの差があるわけであって、結局そうすると、確立された方法っていうのはそう簡単にはないと思うんですよね。
そういう意味では自分のところに合った、あくまでもこういう方向性で考えていく、その方向性を示して頂いたということが良かったと思います。
Q.当社のセミナー・相談にはどんな人が来られるといいでしょうか?
逆にどんな人でもいいと思うんですよね。
例えば自分のような開業して間もない人間だとか、あとはほんとに開業前の人。
逆に自分なんかにしてみたら、開業前の段階からある程度、お金の流れとかそういうことっていうのを聞いといたほうが良かったのかなっていう認識も持ちましたし。
どのタイミングの方でも全然、聞く意味があると思うんですよね。
お話の中でもあった通り、もう何年も経験しているのに、やっぱりどっかに無駄が発生してしまってるとか、そういう方っていうのもいっぱいいると思いますし。
逆に、人間なので、どこにも全く無駄がないような経営をされてるって方はなかなかいらっしゃらないと思いますから。
そういう意味ではどの段階の方が聞いてもいいんじゃないかなという気がしますけど。
Q.逆にどんな人は来ない方がいいでしょうか?
こんなこと言っていいのか分からないですけど、自分の方針がはっきりきっちり、良くも悪くも固まってる人っていうのは、聞いても意味がないのかなと思いますけど。
そういう方で逆に相談に乗ってしまって、方向性が逆にそれで変な影響受けてしまって、方向性が歪んでしまって、もし万が一それで不利益があった場合に、それはその人自身に納得が出来なくなっちゃうと思いますね。
自分も治療していくときに、もちろん今すぐ治療しなきゃいけないっていう場合もいっぱいあるんですけど、そうではなくて、時間をかけて治療していくことが出来るときに、やっぱり患者さんに選択肢を提示して患者さんが納得して、じゃあこれをやってみるって、患者さんのほうがはっきりと意思表示してくれなければなかなか治療としてはおすすめできないと自分は思ってるんですね。
逆にそういうふうに患者さんが思ってくれてこそ、最大限に治療効果が発揮できるんじゃないかと思うので。
そういう意味ではさっき言ったように、柔軟に、経営者サイドから相談をして、アドバイスに意味があると感じた時などには、それに合わせて柔軟に姿勢を変えて行こうと思える人じゃなければ聞いても意味がないのかなという気はします。
以上です。ありがとうございました。